女の髪、男の髪

女性の髪の毛の特徴
女の人の髪の毛は寿命が4~6年といわれており、男性よりも寿命が長く老化が遅いと言われています。
女性の場合、髪の毛の太さも30代半ば程にピークを迎えその後、徐々に細くなっていきます。しかし女性は髪が細くなっても1〜2割程度だと言われています。
髪の伸びるスピードは1か月0.5㎝~1.5㎝です。この間をとって1か月1㎝としても1年12㎝6年だと、少なくとも72㎝まで伸ばすことが可能です。だから髪をどれだけカットせずに伸ばしていっても、地面に付くほどには伸ばせない、もし地面に付くほど髪が伸ばせたら、間違いなく特異体質なので、あなたはギネスブックに認定されるかもしれません。( ^ω^ )
 
男性の髪の毛の特徴
これに対して、男性の髪の寿命は3~5年と女性と比べ老化が速く、寿命自体も女性に比べ1年ほど短くなるそうです。
また、髪の毛の太さも男性は25歳前後がピークで、それ以後、細くなっていき、50歳では3〜4割前後細くなるといわれています。
男性の場合は寿命が最長5年のため、60㎝程度までしか伸ばすことができません。
 
 
何故このような違いが生じるのかというと、ホルモンの違いにあります。
男性の場合、20歳前後で急速に増える男性ホルモンによって髪の毛の成長が抑制され細くなり初めて行くそうです。
男性に薄毛が多いのは主にテストステロン(男性ホルモン)が関係しているといわれています。
 
逆に女性の場合は、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが髪の毛の寿命を延ばすと言われていますので、女性は男性よりも薄毛になりにくいですが、女性の身体にも男性ホルモンは存在し、30歳を過ぎると年齢とともに女性ホルモンは減少し男性ホルモン割合が増えるにしたがい、髪の毛も男性同様の老化現象は見られる様になっていきます。

このように髪にはホルモンが大きく関係してくるのですが、最近はホルモンをコントロールし増やしたり減らしたりする方法が雑誌やインターネット上に掲載されていますので簡単に実践できる方法を取り入れてみるのも良いかもと思います。  ホルモンに関しては専門分野外なので、この話題はこれくらいにしたいと思います。
と言うわけで男性は25歳を過ぎたら、女性は30歳を過ぎたら、髪のダメージだけでなく内面からも老化現象を抑えるためのケアを意識しても良いかも知れませんね。身体の健康も、髪の健康も1日にして成らずですので。